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福島の旅と歴史
福島の旅    田村郡三春町

三春滝桜
みはるたきざくら
福島県田村郡三春町大字滝字桜久保


 三春滝桜がある三春町は、福島県の中央部にある三春藩5万5千石の城下町です。三春城は大志多山にあり舞鶴城ともよばれています。伊達政宗の正室愛姫の誕生地でもあります。
 この地の豪族田村氏3代義顕により、永正元年(1504)に築かれ、奥州仕置により、田村氏4代宗顕は伊達政宗に従い仙台に去り会津領となりました。正保2年(1645)常陸宍戸より秋田俊季が入封し明治まで11代続きました。
 三春滝桜は岐阜県根尾村(根尾谷)の淡墨桜、山梨県武川村(実相寺)の神代桜とともに日本三大桜の一つに数え上げられています。日本を代表する桜の巨木で岐阜県の淡墨桜とともに東西の横綱に位置づけられています。
 国の天然記念物に指定されていて樹齢1000年以上の紅枝垂れ桜です。樹高は12m、根回りは11m、枝張りは幹から北へ4.6m、東へ10.7m、南へ13.9m、西へ14.5mの巨木です。
 橋本明治画伯は昭和42年(1967)に三春に写生に訪れ「滝桜」をモデルにして皇居新宮殿正殿の松の間杉戸絵を飾る「桜」を描いています。


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