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福島の旅と歴史
福島の旅    二本松市

霞ヶ城公園
かすみがじょうこうえん
福島県二本松市郭内3ー232
Tel 0243-23-1111


 霞ヶ城公園は霞ヶ城址に造られた自然豊かな公園で、春の桜・秋の菊と市民の憩いの場として親しまれているところです。昭和57年(1982)に箕輪門が復元され、苔むした石垣に見事な庭園美にいにしえの昔が偲ばれます。
 興国2年(1340)足利尊氏から奥州探題に畠山高国が任命され、応永年間(1394-1427)に4代満泰が二本松市街の白旗ヶ峰に城を築きました。天正13年(1585)伊達政宗の父輝宗を拉致した畠山義継を、阿武隈河畔で政宗が、輝宗もろとも射殺し、伊達氏の所領となります。その後、上杉氏が治めましたが丹羽光重が白河より移封してきました。
 丹羽光重は10年の歳月をかけて霞ヶ城(二本松城)を築城しました。城の門は樫の木を箕輪村(現在二本松市内)山王寺山の御神木を用い、この門は楼門として「箕輪門」と命名されました。
 明治新政府と戦った戊辰戦争では、老人や少年までが動員されましたが、城はたった一日で落城しました。この時の戦闘で戦死した少年隊26人は白虎隊と並んで幕末の悲劇として名をとどめています。


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