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山形の旅と歴史
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旧後藤家住宅
きゅうごとうけじゅうたく
岩手県奥州市江刺区岩谷堂字向山


 旧後藤家住宅は、南部藩の曲家に対し、伊達藩の直屋として典型的な民家です。元禄年間から宝永年間(1688-1711)に建設されたものと推定されています。
 建物は、全体の半分を占める土間と、床上に二列の部屋を配した平面からなり、上・下屋からなる構造です。土間には、断面多角形の太い上屋柱が、林立しています。
 元は、江刺市広瀬の後藤勇次郎氏所有の建物で、後に江刺市に寄贈され、昭和42年(1967)8月、現在地である向山公園内に移築保存されることになりました。
 上屋と下屋の構造的役割が分かれているのは極めて珍しく、昭和40年(1965)国の重要文化財に指定されています。


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