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宮城の旅
角田市
旧佐藤家住宅
きゅうさとうけじゅうたく
宮城県角田市(かくだし)高倉字寺前50
旧佐藤家住宅は高蔵寺の境内、阿弥陀堂の左手にあります。この住宅は、江戸時代中期(18世紀中頃)のもので、仙台領内中農家(本百姓)の家屋の典型とされています。高倉字新町に建てられていましたが昭和47年(1972)に移築され復元しています。
間口16m、奥行10mの直屋様式をとり、屋根は寄棟造りの茅葺です。この頃の農家の基本的な間取りの一つである広間型3間取の単純な構成になっています。馬屋はなく、土間が全体の4割を占めています。
東北の農家らしい重々しいつくりで、太い粗削りの柱は、鳥居建てという古式の構造であり、木材の曲がりを巧妙に利用した柱や梁からなっています。昭和46年(1971)に国の重要文化財に指定されています。
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