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宮城の旅と歴史
宮城の旅    大崎市

瑞川寺
ずいせんじ
宮城県大崎市古川三日町2−2−2
Tel 0229-22-0327


 曹源山瑞川寺は曹洞宗のお寺です。中世、大崎一帯を支配した大崎氏の庇護を受け、郡内第一と称されました。天正18年(1590)豊臣秀吉の奥州仕置によって大崎氏が改易、大崎葛西の一揆による兵火によって焼失し廃寺となってしまいました。
 慶長の初め、伊達政宗の重臣で古川城主となった鈴木和泉守元信が瑞川寺の廃絶をなげいて、仙台の松音寺の6世松庵堅貞禅師を招き中興開山とし堂宇を再建しました。
 室町時代の様式を受け継ぐ、重厚な2階建ての「山門」は旧古川城の搦手門を鈴木氏が移築、寄進したもので、寺門風に改造しています。古川地区最古の木造建造物で、市の文化財に指定されています。
 山門は間口3.7間、奥行が2.4間で二階建てで、上下の構造を異にしながら古色彩然として、特有の風格に富んでいます。広い境内には鈴木和泉元信の墓所もあります。


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