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宮城の旅と歴史
宮城の旅    仙台市青葉区

瑞鳳殿(伊達政宗御廟)
ずいほうでん(だてまさむねごびょう)
宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2
Tel 022-262-6250


 瑞鳳殿は経ケ峯の中腹、瑞鳳寺の奥の深い木立に中にあります。寛永3年(1626)に70歳の生涯を閉じた伊達政宗の廟所です。涅槃門、割拝殿を過ぎた一番奥に豪華絢爛たる桃山建築の瑞鳳殿があります。
 寛永14年(1637)2代藩主伊達忠宗が政宗の遺命により、菩提寺である瑞鳳寺と共に瑞鳳殿を造営しました。瑞鳳殿の建物は伊達藩内に数ある霊廟建築の中で最高傑作とされ、様々な彫刻に極彩色が彩られ桃山建築を継承する豪華絢爛なものでした。
 昭和6年(1931)に国宝に指定されましたが、昭和20年(1945)の仙台大空襲により焼失してしまいました。現在の建物は昭和54年(1979)に再建されたものです。平成13年(2001)には改修工事が行われ、より創建当時に近い美しい姿となりました。
 2代藩主忠宗を祀る感仙殿(昭和6年国宝指定)、3代藩主綱宗を祀る善応殿も瑞鳳殿と同じ桃山建築の華麗なものでしたが戦争で焼失し昭和60年(1985)に再建しています。
 境内には11代藩主斉義夫妻の墓所である妙雲界廟や5代藩主吉村以後歴代藩主公子公女の墓所である御子様御廟があり、一帯が仙台市指定史跡となっています。 瑞鳳殿の脇には伊達政宗に従って殉死した家臣と陪臣20名の供養塔があります。


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