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信州上田の旅と歴史
上田・武石の旅      上田市(武石)

美ヶ原高原
うつくしがはらこうげん
長野県上田市美ヶ原高原(旧武石村)
長野県小県郡長和町和田美ヶ原高原5101
 Tel 0268-86-2011(山本小屋)


 美ヶ原高原は、八ヶ岳中信高原国定公園の北西部にあり、上田市(旧武石村)、小県郡長和町、松本市にまたがる高原です。広大な高原の景勝地として古くから知られており、日本百名山にも選ばれています。
 標高2千mの高原台地で、広さ約600haという日本一の高さと広さを誇る高原です。美ヶ原高原が含まれる八ヶ岳中信高原国定公園は、八ヶ岳や蓼科高原、霧が峰高原、高ボッチ高原などがあり、蓼科〜霧が峰〜美ヶ原をむすぶビーナスラインは、人気のドライブルートとなっています。
 付近に高い山がないので360度の大パノラマが楽しめます。北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳が臨め、天気が良ければ富士山も見ることができます。市街地から離れ、空気が澄んでいるので、天体観測にも最適です。
 美ヶ原高原は山の頂上を何らかの自然の力で、平らに切り取られたような高原台地です。美ヶ原高原の最高峰は、王ヶ頭(2034m)です。王ヶ鼻(2008m)、茶臼山(2006m)、牛伏山(1990m)、鹿伏山(1977m)、武石峰(1973m)といったピークがあります。
 山頂付近は平坦な台地状の地形で、美ヶ原牧場と呼ばれ、 昔から牛が放されていて放牧地でもあります。また美ヶ原高原は高山植物の宝庫でもあり、特に、6月下旬から7月上旬に咲くレンゲツツジは見事です。

    上田方面から登るときは美しい白樺が群生する白樺平を通り抜けます。


美しの塔
 美しの塔は濃霧による遭難対策としての避難塔として昭和29年(1954)に造られ、昭和58年(1983)に改築されました。高さ約6mの日本で一番大きな文学碑でもあります。塔の南面に尾崎喜八の「美ガ原溶岩台地」が、北側に山本俊一の顔のレリーフが埋め込まれています。松本の彫塑家、上條俊介氏の作です。
美しの塔

王ヶ鼻
 王ヶ鼻(2008m)は王ヶ頭から歩くこと20分ほどで到着する美ヶ原台上の先端部です。
眼下には松本市、その後ろに屏風のように立ちはだかる北アルプスが一望できます。
王ヶ鼻

美ヶ原電波塔
 王ガ頭の山頂にはいくつもの電波塔が建てられています。長野県のほぼ中央に位置しているので全県に各種の電波が送られているのです。当初は信越放送が北海道放送(HBC)の手稲山設置に続き、マウンテン・トップ方式(山頂設置)により開局されました。
美ヶ原電波塔

美ヶ原高原美術館
 美ヶ原高原美術館は昭和56年(1981)に箱根彫刻の森美術館の姉妹館として開館しました。展示作品は屋外には彫刻作品を、館内には絵画を中心とし、光をあつかったものや、ミロのヴィーナス、ダビデ像などの模型作品があります。毎年11月下旬から翌年4月中旬までは休館となります。
美ヶ原高原美術館
 フジサンケイグループの美術館であるため、毎年、フジテレビ系列の長野放送と美ヶ原高原美術館が中心となり、小学生・中学生を対象とした立体造形作品のコンクール(子供たちの彫刻コンクール)が催されています。平成19年(2007)には道の駅が併設されています。
美ヶ原高原美術館




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