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小泉大日堂
こいずみだいにちどう
長野県上田市小泉2075

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小泉大日堂は、大規模な五間堂です。屋根は宝形造り(ほうぎょうづくり)となっています。細部の様式的特徴から室町時代後期の建設と考えられています。 |
小泉大日堂は県内に残る貴重な中世の大規模仏堂の遺構です。上小地方では、国分寺の薬師堂に次いで2番目に大きなお堂となっています。 |
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上田市の有形文化財(建造物)にも指定されています。柱間が五間(実尺16.55m)四方で長野県下では一番大きい宝形造りの堂なのです。 |
堂が建てられたのは室町時代の中期と推定されています。江戸時代の大修理で屋根をはじめ、外壁、天井その他細部の模様を崩してしまいました。 |
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昭和55年(1980)、復元大改修で確証の残る部分をすべて原型に復したそうです。屋根の銅板葺はこの改修にあたり取り入れたそうです。 |
大日堂の裏山で「シナノイルカ」や「クジラ」の化石が発見されています。県の天然記念物に「小泉のシナノイルカ」として指定されています。 |
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昭和9年(1934)、小泉の蛇川原沢で工事中に発見され、京都大学教授槙山次郎博士によって命名されたそうです。 |
全長1.2mあり、頭蓋・下顎・歯・舌骨・頸椎・胸椎・肋骨・肩胛骨・手など、ほとんど全身がそろった貴重な化石だそうです。歯が極めて小型で簡単で、手が長い特徴があるそうです。 |
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